あなたには人生の先生とも言える尊敬するアーティストはいるでしょうか?
私の人生における先生は、間違いなくMr.Children(ミスチル)です。学生時代からミスチルの楽曲を聴いて、様々なことを学んできました。
感銘を受けた歌詞はたくさんありますが、今回はその中からアルバム「SENSE」に収録されている曲である『擬態』の歌詞の一部を紹介します。
目じゃないとこ 耳じゃないどこかを使って見聞きをしなければ 見落としてしまう 何かに擬態したものばかり
『擬態』,作詞:桜井和寿,2010
擬態とは、自分以外のものに様子や姿を似せること。動物が外敵から身を守るために、周囲の植物や動物に姿を似せることなどを表します。
人間社会でも素のままの自分ではなく、何かに擬態している人や物がいます。個性を消して、周りに溶け込む。そのほうが生きやすいのかもしれませんが、デメリットも大きいです。
自分の個性を隠していると、だんだんと苦しくなっていきます。自分のことが分からなくなるからです。たとえ見た目や言動を変えたとしても、人の本質は簡単には変えられません。
それは自分だけでなく、周りの人も同じです。同じようでいて、実は違う生き物。持っている強みや弱みも異なります。組織ではお互いの個性を理解し合うことが重要です。相手の個性を見抜くためには目や耳だけでなく、いわゆる第六感(勘、直感)も働かせる必要があると思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
では、また今度。