あなたには好きなアイドルはいるでしょうか?
アニメ【推しの子】が話題になって、オープニングテーマであるYOASIBIの「アイドル」も大人気ですね。
私はアイドルが好きです。国内外、男女問わず色々なアイドルの楽曲を聴いたり、MVを見たりします。
特に日本の女性アイドルの曲をよく聴きます。理由は、共感できる歌詞が多く、音楽ジャンルも様々で飽きが来ないからです。
今まで聴いたアイドルソングの中から、今回は私立恵比寿中学、通称”エビ中”の楽曲『まっすぐ』の歌詞の一部を紹介します。
エビ中は「永遠に中学生」をコンセプトに、2009年に結成された女性アイドルグループです。リリースされた楽曲は遊び心あふれる楽しいものが多い印象ですが、『まっすぐ』は歌詞、メロディともに落ち着いた雰囲気です。
全編通して恋する女の子の揺れ動く心模様が表現されています。特に、以下に示すサビ頭の歌詞は女の子の強い意志が感じられます。
いつわりの愛ばかり 騒がしい時代の中 まっすぐ 君だけに ありったけ 愛を捧げよう
『まっすぐ』, 作詞:杉山勝彦, 2016
サビ前のAメロ、Bメロでは電車に揺られながら相手を想う等身大の恋心が描かれているのですが、サビでは突然に愛を語っています。
この”恋”から”愛”への跳躍が、少女から大人への成長を感じさせます。
そして、曲のラストは次のフレーズで締めくくられます。
君のため生きてゆきたい
とてもストレートで力強いです。
最後の”い”の声が曲中の最高音となっていることも相まって、空にも届きそうな歌唱を見せてくれます。その歌声は曲が終わっても少女の物語は、まだまだ続くことを予感させます。未来への意志が見えます。
『まっすぐ』を聴くたび、自分もまっすぐ、ひたむきでありたいと思います。一途に自分を貫くことは時に周りとの軋轢を生むかもしれません。それでも諦めずに進むことで、最後には笑えるのではないかと考えています。
『まっすぐ』はYouTubeでMVが公開されているので、観たことない方にはオススメします!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
では、また今度。